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INTERNATIONALE KUNST HEUTE – 2015

御挨拶

弊社、既刊の『インターナショナル クンスト ホイテ』( Internationale Kunst Heute 現代世界美

術) 第1巻は、おかげさまで大好評を頂き、アーティストの方々からのみならず、美術収集家、ギャラ

リー、美術館といった各方面からも、卓越した成功との評価を頂戴することができました。このことは

私たちを大いに勇気付けてくれました。

ページをめくって、ただ芸術作品を眺めるだけでなく、作品鑑賞しながら作家の仕事を深く理解してい

くことがこの本の大きな楽しみであると、世界中の読者や作品購入を検討されている方々から感動のお

便りをいただいています。アーティスト達からは展覧会への招待や作品売却の報告を受けました。

素晴らしいアーティスト達との初めての協同作業で、このように大きな成功を収めることができました

ことを、私たちは本当に幸せに思っています!

第1巻は54の国々に届けられ、紹介されて広まりました。したがって、この本の中で作品を発表したア

ーティスト達は、自動的にこれらの国々全てで知られることとなったのです。

この第2巻でも、多様な抽象美術からストリートアーツ、さらには深い感銘を与える彫刻や感動的な写

真芸術まで、多彩な現代美術を幅広く御紹介しています。

素晴らしい仕事を成し遂げ、私たちを信頼してくださった全てのアーティストに心から御礼を申し上げ

ます。

Dr.イングリッド ガーディルは、鑑賞者が作品によりいっそう親しめるよう、それぞれのアーティスト

の作品全てに新たに繊細な考察を加えています。

ブルクハルト ダイク氏( Burckhard Dycke)は、今回もその技術の全てを駆使して、それぞれのアーティ

ストの作品を最高のパフォーマンスとなるよう個々に組んでくれました。このお二人、そして翻訳者、

協同作業してくださったスタッフ全ての方々の、並々ならぬ御尽力と忍耐、そして作品に対する愛に心

から感謝いたします。

アーティストの方々がさらなる大成功を収められますように!また読者の皆様がたくさん楽しんで下さ

いますように!私たちは心から願っております。

私たちは良質の現代美術と、それに興味をお持ちの方々との架け橋になれますよう、精一杯の努力をし

てまいります。

【Martina Kolle】(マルティナ コーレ, 編集、発行人)

フリーランスの画家として活動している。芸術、自然科学の両方に親しむ家庭環境にあったため、コー

レもこの両方向の道を歩んだ。( 一族に著名な画家ヘルムート コーレHermut Kolleや、ミュンヘンの美

術館ノイエ ピナコテークNeue Pinakothek、シュトッツガルト国立美術館で館長を勤めたハインツ ブ

ラウネ教授 Prof. Heinz Brauneがいる)

様々な経済活動や代替医療の分野で実り多い活動をした後、現代美術に専心するという決断をした。

詩人クリスティアン モルゲンシュテルン( Christian Morgenstern) は「愛情を持って眺めるものは全

て美しい」と言いました。この言葉はなるほど全てに当てはまります。人間にも、そして芸術にも。も

ちろん私たちは、作品を審美する場面において、批判精神と専門知識を捨てるということはありませ

ん。しかし、私たちは今、この本の中で最終的に取り上げたアーティスト、そして選び抜いた作品を、

この姿勢でじっくりと鑑賞しています。

どの芸術作品も独自の個性を持っています。言葉というものはしかし、その芸術作品に近づき言い換え

ることはできますが、言葉そのものは決してその作品の代わりにはなり得ません。

それでも私は、それによって鑑賞する方々の理解が少しでも容易になればと思い、アーティストの仕事

が生み出したものにふさわしい言葉を見つけようと試みました。

その過程の中で、私が何度もあらためて感じたのは、一人一人のアーティストが自らの作品でもって、

まさに世界を変えようと貢献しているのだということです。私はそのことに対して非常に感謝をしてい

ます。

【Dr.Ingrid Gardill】(Dr. イングリッド ガーディル,美術史研究者)

芸術学専門誌の作家であり、編集、出版者。特に力を入れれいるテーマは、現代の芸術思潮と中世の宗

教美術である。特にフランスのゴシック様式の写本絵画と修道院の美術を研究している。ベルリン時代

には長年にわたってパンコウ ギャラリー( Galerie Pankow )とベルリン文化評議会から審査会に招聘

された。イングリッド ガーディルは美術評論、及び展覧会批評、書評も書く一方、またキュレーター

としても現代美術の展覧会を企画している。